1. ブラウザー(IEとファイアフォックス)に組込みのサーチウインドウからグーグル検索をかけて、開いた検索結果をクリックするとまったく関係ないサイトに飛んでしまう
数年前から出回っているクリックジャックというウイルスらしい。これを駆除できれば大事に至らなかったのだろうが、結果的には手を打つ前に無理矢理次のステップに突入させられてしまった。
2. クリックジャックに悪質サイトに飛ばされて悪質ソフトに感染してしまう
一見普通のグーグル検索結果画面が表示されるので、その画面からリンクをクリックすると全然無関係な他の検索サイト(おまけに検索能力なし)や、誰も興味を持たないようなチンケなサイトや、状況によっては見たいがいまは見たくないようなサイトや、そして開いた途端に悪いソフトをインストールする悪質サイトなどに勝手に連れて行かれてしまう。僕が送られた先は、以前会社で社員が感染したことがあるのでお馴染みの画面だった。画面が開くと、なにやら自動スキャンしているようなポップアップウインドウが開き、次々と感染の報告が現れる。このスキャンも結果報告もウソだが、しつこい悪質ソフトAntivirus 2010に感染したのは事実である。
この悪質ソフトは、マカフィーやシマンテックなどの「全国ブランド」セキュリティソフトでは太刀打ちできない。事実、僕の家のコンピュータにはすべて気休めでマカフィーを入れているが、今回も餌付けされた番犬のようにコロッと感染を許してしまった。どうでもいいメッセージばかり出してこの手の深刻な攻撃に効果がない割にはPCの反応を目だって遅くするマカフィー(など)は本当に必要なのか、という疑問が生まれている。
さて、解決策だが、効果抜群と巷で評判の無料駆除ソフトMalwarebyte’s Anti-Malware(MBAM)をご紹介しよう。会社で何度も他のセキュリティソフトが見つけられなかった悪質ソフトを見事に見つけ出して駆除してくれた実績がある。インターネットでは、悪質ソフトを見つけてやるが駆除したければ金を払え、という悪質ソフトと同じくらい悪質な自称セキュリティソフトが多いなか、このソフトは最後まで無料でしっかり面倒を見てくれる。今回の僕の場合は、感染した悪質ソフトの影響で何度試してもスキャンの途中にPCがフリーズしてしまい結局駆除にはいたらなかった。転ばぬ先の杖、一度試してみてはいかがだろう。
ついでに、ファイアフォックスを使っている人は、次のアドオンを使えば、クリックジャッキングほかウエブサイトに仕込まれた自動プログラム(スクリプト)の実行をコントロウルすることができる。信頼するサイト毎にスクリプト実行を許可しないといけないのがちょっと面倒だが、一度許可すればあとは忘れていいので手数の値打ちはあるかもしれない。 なお、近年不必要なスクリプトやうるさい画像を満載にしたサイトが多いなか、昔の静かなブラウジングが好みの僕のような人にもお勧めだ。
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/722
最後に、インターネットで回っている駆除マニュアルをすべて鵜呑みにしてはいけない。特に駆除ソフトを標榜しながら実はこっそりウイルスやスパイウエアを植え付けるソフトが多いことはご想像のとおりである。今回僕が感染した悪質ソフトもそもそもセキュリティソフトという触れ込みだし、画面もそれらしく作ってあるので騙される人は少なくないと思う。この悪質ソフトに感染しただけでは飽き足らずに、画面の指示に従ってクレジットカード番号を渡してしまった人の話も聞いた。ともかく二次災害にはくれぐれもご用心ください。
あなたに僕のような不運が訪れないことをお祈りします。
こんばんは( ̄(エ) ̄)ノあらま!再インストールだなんて、ウィルス結構大変だったんですね。ブラックジャックならぬクイックジャックですか!操作がいかにも速そうだなあ。ところで、「状況によっては見たいがいまは見たくないようなサイト」ってのが気になりました、あはは。ここ数年はカスペルスキーを利用しておりますが、こういう事例を聞くと油断大敵って感じですね。ウィルスはどんどん巧みになっていくから、なんだか怖いですね。MBMAよさそうだなあ。
おはようございます!!私んところは全国ブランドのを使っていますけど、一度ノートじゃないほうのPCでひどい目にあったことがあります。それと、職場で使う文書をこのPCでつくってUSBに入れて持っていく時があるんですけど、一時そういうことをするのが禁止になったことがあり、すごく不便でした。今は時々職場の偉い人wにうちのUSBをチェックしてもらってから共用のPCに入れて印刷しているんですけど、なかなか面倒です。MBMA興味シンシンですけど、新しいので検査する時に今使っているウィルスソフトをどうするのかよくわかんないので、指をくわえてみています。ちょっとしらべてみようっと。インターネットではない駆除マニュアルで。w
≫森のくまさん今回は数日粘ったのですが、万策尽きました。とにかくデータの流出の心配もあり、全部消去を決心した次第です。とにかく巧妙な手合いが増えて困ります。大手セキュリティソフトはハッカー達のターゲットにされるので予防効果が下がるのでしょうね。MBAMは25ドルで常駐機能が買えるそうなので、マカフィーの期限がきたら入れてみようかな~と思ってます。
≫うまこさん航空機テロもそうですが、心ない人々のせいでみんなたいへんな目に遭ってますね。無料版MBAMは実行後メモリーに残らず、試用してもほかのソフトとの競合の問題はないようです。もしMBAMが見つけた悪質ソフトや設定を削除するときに全国ブランドが警告を出すことがあったら、MBAMによる変更(削除)を許可するだけでスムーズに削除できます。将来問題が起こったときに、このソフトのことを覚えておけばなんらかの役に立つと思います。
こんばんは。年の初めから御苦労さまでした。こちらではウィルスの感染の話はあまりありませんが、気をつけないと何をやらかすかわかりません。特に中国は我々のPCをどこまで潜り込んできているのか、これも1種のウィルスですな。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。こちらには初登場ですが、よろしくお願いいたします。さてこの週末私もコンピューターのトラブルで大変でした。普段はノートン先生がしっかり見張ってくれているのですが、この先生、強いやつにはめっぽう強いんですが、弱いやつは時々素通りさせてくれます。今回もMalwareが入ってきたので、鼻歌交じりで駆除したのですがそれからが大変。駆除後はノートンが起動せず。サポートセンターとチャットにて丸一日かかっても解決せず。そうこうしている内に魑魅魍魎、小物のウイルスが進入したのか、エラーメッセージのオンパレード。とにかくノートン先生復帰めざして試行錯誤を繰り返しております。総取替えだけはなんとしても阻止せねば。
≫しまやんさん人畜無害なサイトにしか行かないのでこれまで悪質なウイルスに感染したことはなかったですが、今回は無理矢理やばいサイトにつれて行かれた結果ひどいウイルスにやられました。それにしても、こうなってくると初めてのサイトに行くときはスクリプトを一つずつ許可するような警戒が必要になってきますね。ウイルスのふるさと、中国ではくれぐれもご用心ください。
≫Hideckyさんようこそいらっしゃいました。こちらこそよろしくお願いします。そちらの感染は駆除できたのでしょうか?僕の場合は結局ハードディスクが狂ったようにアクセスを続ける状態が続き、数分でキーもマウスも受け付けなくなりました。結局なんとかデータだけ吸い上げてコウルド・インストールするしか手がありませんでした。McAfeeがMBAMの妨げになったフシもあり、不信感満点です。無害な雑魚ばかり相手にしていないで、こんな致命的なマルウエアを何とかして欲しいですね。無事駆除が完了するよう、幸運をお祈りしています。
直そうともがけばもがくほど深みにはまっていき、結局再インストールしました。しかし、その時にインストールするパーティションを間違ってデータがすべてパー。写真やドキュメントはバックアップしてあったのですが、その他もろもろを回収するのにいろいろなデータレスキュープログラムのお世話になりました。昨夜やっとなんとか以前に近い状態で復帰できました。今は以前あったソフトウェアーを一つ一つ入れなおしております。いろいろ問題があっても、やっぱり今後もノートン先生に頼るしかないですよねえ。